喧嘩してしまった後、気まずい雰囲気のまましばらく過ごしていましたが、それが吹き飛ぶようなことが起こりました。
在宅勤務中だったハルさんが離席の間に、私がたまたま目にしてしまったハルさん宛てのメールは、揚げ足を取って人を非難し自分の欲求を満たそうとするようなネチネチとして心が重くなる内容でした。
そのメールが特別だったわけではなく、普段から精神的につらくなる場面が多いことを、ハルさんは改めて話してくれました。会社では中堅といったポジションで、後輩の指導で上手くいかなかったり、上司から無理難題が出されたり、いつのまにか仕事でやりがいを感じるより苦痛を感じることが多くなってしまっていました。
しかし、コロナ禍以前は毎日出社していたため、朝は早く、帰りは遅く、私と仕事のことを話す時間はありませんでした。私はハルさんが仕事でどんな思いをしているのか、理解できていなかったことに、このメールを見てやっと気づきました。
ハルさんがFIREを目指すにあたり、私の収入まであてにする気持ちになったのは、「俺を助けて！」というメッセージだと思いました。そして、こんなつらさからは一刻も早く救い出してあげたい、稼げる見込みなんてないけれどブログにもっと注力しようと闘志が湧いてきました。
