こんな経緯で購入した液晶タブレットは「Wacom One」というシリーズで、最初に買った板タブレットと同様、今回も初心者向けのモデルです。大きさは13インチと、A4を少し細長く伸ばしたくらいのサイズ感です。機能も大きさもプロの方々が使っているものと比べると可愛らしいようですが、この漫画を描くには十分すぎるスペックです。
そして、ハルさんお勧めのポイントとして大きいのが、この商品を製造しているワコムが日本の会社だということです。日本で売られている液晶タブレットには海外製の物もたくさんあって、日本製は少数な印象。ハルさんは日本の製造業を応援したいと、家電やスマホなどを買うときには国内メーカーの商品を選ぶようにしているのです。
いざ使ってみると、紙に描くのと同じ感覚でできるのでぐっと自由度が増したように感じました。滑らかな線やイメージした筆跡に近い表現ができるようになって、急に絵が上達したような気持ちよさがありました。
ところで、肝心の製作スピードは…?むしろ以前は諦めていた表現にこだわってしまったりするせいか、正直あまり速く描けるようにはなっていません。マイペースな更新になっているこの漫画ですが、まだまだどうぞお付き合いください。
次回からはふるさと納税をテーマに新しいお話をお届けします。どうぞお楽しみに!